高杉真宙 地球侵略者演じ新人賞、世界のマヒロへ「またここに立ちたい」
2018年02月16日 06:20
芸能
「散歩する侵略者」で演じたのは、人間の体を乗っ取り概念を奪う地球侵略者。難しい役どころをひょうひょうと魅力的に体現した。「得体の知れない人物を、模索し、不安を感じながら演じました。賞を頂いて、自分のやっていたことが正しかったと安心することができました」と笑顔を見せた。
祝福に駆けつけた同作の黒沢清監督(62)は、女の子に間違われスカウトされた美男子ぶりを「うらやましいです」と称えつつ、「美しさと男っぽさを同時に持ってる俳優はなかなかいない。日本でいい映画にも出てほしいけど、もっと広く世界を目指して、香港のトニー・レオンとかそういう感じになっていくと思います」と太鼓判。高杉はこの言葉に背中を押され、「洋画を見るのも好き。自分にとっては遠い世界だけど、いつかそうなれたらいいです」と、より大きなステージに目を向けた。