テレ東社長 大杉漣さん出演ドラマ「バイプレイヤーズ」継続を指示「代わり探す議論はあり得ない」
2018年02月22日 15:05
芸能
21日に第3話が放送され、第4話は7割、最終回(第5話)は3分の1ほどの撮影が終了。まだ撮影は残っているが「大変たくさんのお問い合わせをいただいております。その中で第4話、第5話に対するお問い合わせが多く、私自身も大杉さんのお気持ちを聞いておりましたので、できることなら少なくとも第4話、第5話を続けられないかという指示を編成にもしております」と表明。
長田編成局長も「何とか第4話、第5話、撮り終えている部分は何とか放送にこぎつけたいという気持ちです。ご遺族、共演者の皆さま、スタッフの協力を得て、放送にこぎつけるべく、昨日以降、プロデューサーを中心に調整しているところであります。確定はしておりません。放送に向かって取り組んでいるというところであります」と付け加えた。
小孫社長は「どうするかは編成にお任せする部分ですが、続けていってくれるものだろうと思っております。共演者の方々の予定やお気持ちを考えて、これからを考えていきたいと思っております。これからも大杉さんにはお世話になり続けると思います。心からお悔やみを申し上げます」としのんだ。
さらに「稀有な役者だったと思う。作品を生かすも殺すもこの方の演じ方次第。そういう存在感を持った方、名優だったんだと思います。少なくともテレビ東京では、この方の代わりを探すという議論はあり得ません」と、かけがえのない存在だと言及。「仮に代わりを探すとしたら作品自体を変えるぐらいの存在感。バイプレイヤーズも中心となってやっていただき、改めてテレビ東京の社長として、視聴者の一人として感謝を申し上げたいと思います」と謝辞を述べた。
大杉さんは亡くなる前日の20日、千葉県内で元気に撮影に参加。残る撮影は21、22、27日の3日間を予定していた。
名脇役たちが再び本人役で共演する話題作。前回は、6人が共同生活を送る“おじさんだらけのテラスハウス”として話題に。今回は、テレ東制作の朝ドラ「しまっこさん」で共演することになった5人がロケ地を間違えて無人島に流れ着き、サバイバル生活を送るというストーリー。おじさんたちの“わちゃわちゃ”ぶりがパワーアップ。視聴者の“おじさん萌え”に拍車がかかり、反響を呼んでいる。