「とくダネ」三浦雄一郎氏に「故」とテロップ フジは事務所へ直接謝罪
2018年02月23日 15:32
芸能
報道担当の岸本一朗専務は「(番組では)ミスが続発されております」とし、「全社ベースで危機管理意識の徹底を図ることはもちろんだが、続発しておりますので、ゼロベースで番組全般にわたって、全社的にこれまでのチェックシステムが効かなかったと言える。制作過程全般にわたり、業務フローを見直しを1つ1つ検証していく。それで、チェックシステムを構築していく」と説明。今回のミスに関しては「単純な打ち間違いというよりも、最終的にチェックすれば落とせた可能性がある。その辺を含めて、業務フローを見直していきたい」とした。
三浦氏の件に関しては「直ちに気づきまして訂正した」とし、「三浦さんの事務所にもでかけてお詫びを申し上げた」と直接謝罪を行ったことも明かした。
同番組では、8日の放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会で、刑事事件報道で相次いで「誤った情報を視聴者に伝えた」などとして放送倫理違反があったと指摘を受けたばかり。同番組で昨年7月27日、松山市の医師法違反事件を巡る特集で、無関係の男性のインタビュー映像を容疑者のものとして放送。
さらに同8月28日の特集では「京都府議が書類送検された」と報じたが、実際の書類送検は翌29日だった。宮内社長は「同じ『とくダネ』で1カ月で2件、刑事事件に関して誤りが続いたもの。BPOの決定を重く受け止めてて、全社上げて、再発防止に取り組んでまいりたいと思います」とした。