【第66回ベルリン国際映画祭 】
ベルリン国際映画祭では、急死した大杉漣さんが出演したピンク映画「変態家族 兄貴の嫁さん」(84年)の4Kリマスター版が、特色ある作品を集めたパノラマ部門で上映された。
NHKドラマ「ダークスーツ」(14年)などで大杉さんと共演した斎藤工(36)は「上映した時に大受けだったと聞いた。ベルリンの反応を漣さんに届けたかった」と無念の表情。日本を出発する直前に訃報を知ったといい「僕が映画を作る時に“何でも協力するよ”と後押ししてくれた。今、このタイミングでベルリンにいることが凄く感慨深い」と思いをはせた。