松重豊、漣さんと一緒に助演男優賞「日本映画を、僕らを見守って」
2018年02月26日 06:00
芸能
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大杉さんは93年公開の北野映画「ソナチネ」のやくざ役にオーディションで抜てきされて以来、「キッズ・リターン」「HANA―BI」など北野組の常連となり10作品に出演した。「アウトレイジ 最終章」では暴力団組織の会長役で存在感を発揮。この日は元々仕事の都合で欠席だったが、ビデオメッセージを寄せる予定だった。
松重は同作で刑事を演じ、大杉さんと同じ助演男優賞を受賞。「僕も北野映画に出演することができて、こんな晴れやかな場所に一緒に立てる喜びをつい4日ほど前に千葉の海で語って…本当に残念です」と悔しさをにじませた。
ステージにはたけしや、同作で共演し一緒に助演男優賞を受賞した大森南朋(46)、ピエール瀧(50)ら“アウトレイジ軍団”がずらり。前日24日にテレビ番組で「近い人の死はこたえる」と涙したたけしは、この日は「漣さんは残念ながら今日はいらっしゃらないけど…」と言葉少な。松重は「湿っぽいことは嫌いな漣さんなので、前を向いて頑張りたい」と言葉に力を込め「漣さん、これからも日本の映画を、僕たちを見守ってください」と天に向かって呼び掛けた。