東日本大震災から7年、Jヴィレッジ再開へ 力入る福島・双葉地方
2018年03月02日 10:30
芸能
7月に再開する施設は、原発事故前にあったグラウンド11面のうち、センター棟近くの天然芝5面、人工芝1面。新しい宿泊棟は、宿泊用の約120室や300人が収容できる会議用ホールを備えている。メイン施設のスタジアムや残りのグラウンドは19年春の全面再開と同時に使用できるようになる。
楢葉町の松本幸英町長は「地域振興と交流人口の拡大につながり、双葉地方の復興の後押しになる」、広野町の遠藤智町長は「双葉地方の付加価値と魅力が高まり、地域経済やコミュニティーの拡大が図られる」とコメント。楢葉町の商店の男性店主(56)も「Jヴィレッジと地元事業者との取引も再開される。再び双葉地方に観光客を呼び込むチャンス」と力が入っている。