脊髄損傷と闘う滝川英治 口を使ってブログ執筆「999年分泣いた」
2018年03月03日 16:50
芸能
「『ヤベェ!!』一瞬の出来事でした。『あれ?動かねー』首から下が全く動かない。目の前に広がる青空。ドクターヘリで運ばれ緊急手術。何とか一命はとりとめました」と事故当時を振り返った滝川。脊髄損傷で首から下が動かせない自身の状態に「999年分泣いた」という。
脊髄損傷の後遺症は深刻で「少しでも頭を起こすと血圧が60以下に下がり、めまいや頭痛がひどい。車イス乗るのには時間かかりました。自分の体の温度調節が難しく、高熱も出やすくなり40℃の熱で3日間寝たきりに…治ってもその一週間後にまた熱が…」という日々。だが、1か月後、左親指が微かに動いたことから体に変化が起きる。
「左腕は徐々に動かせる範囲が大きくなりました。そして全く無だった右腕…昨年末頃から感覚が出てきたんです。さらに右手指の感覚が1本2本と…今は5本指しっかり感覚が出てきました」。右手の指は動くところまではいっておらず「このブログは、口を使って書いてます」と明かしたが、「奇跡は起きるんじゃなくて、起こす!」「俺は、絶対に諦めません!!」「ゼロからスタートや!」と前向きにつづった。