北島三郎 誠さんは“音楽の相棒”だった「息子に先立たれるとこんなにつらいのか」
2018年03月08日 07:30
芸能
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「嫁さんは“大丈夫かい”ってしょっちゅう電話していた」
――病気はあった?
「全く感じなかった。息子に先立たれるとこんなにつらいのかと…」
――遺体と対面し何と言葉をかけた?
「あまりに突然なので…」
――音楽家としての誠さんは?
「我が子でありながら物凄くセンスがある。彼は僕の歌を認めてくれる一人。息子でありながら、音楽のとってもいい仲間で相方だった。彼の作った歌で未発表のものもある。あいつに今、私がしてあげられるのは、せっかく残したものを世に出してあげたい」
――どんな言葉を贈りたい?
「テレパシーでいいから、旅立った空から、俺が困ってる時にはひとっぷし出るような何かを送ってほしい。正直、寂しい、つらい…。忘れない。いつも思ってるから、おまえも忘れないでくれ。(14年に)旅立った弟にも“誠が逝ったから会ってやってくれ”と話しました。神棚のおやじとおふくろに“よろしくお願いします”とも言いました。子供に先立たれるつらさを身に染みて感じます」
――何を思い出す?
「あいつは“おやじ、焼き鳥買ってきたよ”とかしょっちゅう来る。あいつが玄関から入ってきて“これ買ってきたから食べな”“このジャンパーかっこいいから着なよ”と、そういう姿を思い出します。寂しいです」