葵わかな「自分をほめて」永野芽郁「日々ほめまくってる」朝ドラ“バトンタッチ”爆笑対談
2018年03月19日 08:15
芸能
【葵】お互い、作品も違えば環境も違う。ただ、それがどんな感じでも芽郁ちゃんだったらどこでもやっていけると思う。楽しい思い出にしてほしい。私はすごく楽しかったから。「今思えば全部楽しかった」って最終的にそう思える日々だといいな。
【永野】私も、見ている方が明るく元気になって一日の始まりとして見てもらえるといいなと思ってます。
2人の出会いは小学生時代。奇しくも、NHKのオーディションで一緒だったという。
【永野】オーディションは2人ともダメだったんですけど(笑い)帰り道に駅前でラーメンを食べた。そこからお互いのことをちょっと話すようになって、会ったら「元気だった?」って言うくらいになって、そして今に至ってます。
【葵】1年に1回くらい事務所ですれ違うくらいな感じで、昨年初めて連絡先を交換しました。私はずっと交換したかったので、それで実現した形です。
朝ドラが縁となり、今こうしてヒロイン同士として仕事をするようになった。ともに経験を重ね、成長。お互いの印象も変わったのだろうか。
【葵】あらためて、こんな感じの子なんだって。明るくて大胆で…細かくなさそうな感じ(笑い)
【永野】確かに、細かくはないですね。(葵の印象は)変わったというものでもないんですけど、ものすごく自分のことや周りのことを考えて生活しているんだなっていうのは感じます。
10代ながら務めるヒロインという大役。座長としての緊張感もありながら、それでも「できることをしっかりやる」意識が根底にある。
【葵】監督が週ごとに代わる感じだったので、そのたび、役に監督の色が出ます。監督ごとにちょっと違うことを言われることもあったのですが、同じ人物を10カ月やるにあたって、自分の考えだけは常に持っていようかなというのはありました。もちろん、演じる側の意志も尊重してくださる。そういう現場が「朝ドラ」なのかな。
【永野】セリフを覚えること!ほかのことをやるほど余裕もないですし、当たり前のことをやる。先輩方が助けてくださるのでそこに甘えさせていただいて、私はしっかりセリフを覚えて現場に行くだけです。
長丁場の撮影。リフレッシュ方法として「お菓子を食べること」「寝ること」と声をそろえた2人。また、収録中、心のよりどころの一つになっているのが差し入れ。「羊かんとか和菓子があるとうれしかった」と葵。一方の永野は「自分で差し入れたカップラーメン。みなさんはおいしくて素敵なものを持ってきてくださって、それも全部食べるんですけど、私はカップラーメンがちょうどいい」と言って笑わせる。
【葵】撮影ってすごく動くし、活動時間も長い。だから撮影中は痩せますよね。お菓子を食べているから維持している。本当だよ、これ(笑い)。絶対“朝ドラダイエット”ってあると思う。それくらい日々動いているんです。
【永野】私は前室で座って、呼ばれて、また戻るだけだけど…。
【葵】そうなんだけど(笑い)。どこで動いているのか私も謎だけど、すごく動き回っている。だから、終わってから思うのは、やっている最中は自分が思っていたより自分を無理させていたんだなって。心身ともに…。
【永野】心身ともに…って。
【葵】だから芽郁ちゃんは、日々、自分のことをちゃんとほめてあげた方がいい。「私、頑張っているな、偉いぞ」って。
【永野】あ、いつもほめてる自分のこと(爆笑)「ああ、きょう自分偉いわ〜、頑張ったわ〜」って思いながらお風呂につかってる。日々ほめまくってるから!
【葵】もう、ばっちり(笑い)。楽しく終われるね。