桂ざこば 完全復活への意欲アピール「落語しかない。元気になりますよ」
2018年03月20日 05:30
芸能
復帰後に披露しているネタは「笠碁」と「上燗屋(じょうかんや)」。現在は3つ目のネタ「肝つぶし」を稽古中だ。
自身のCDやこの日が命日だった師匠・故桂米朝さんの本を見返しては、「夢中で覚えてる。頭の中がしんどい。めっちゃくちゃキツイ」と明かした。それでも高座に戻った理由を「落語しかないからやろうね」。最近は「ウケたというのは分かる」と、笑いを取る快感もよみがえってきたようだ。
大好きな酒は3合までに抑え、禁煙も続行中。弟子の桂ひろば(39)から「アイスクリームとか甘い物が好きになった」と食べ物の好みも変わったことをばらされ、照れ笑い。性格も「丸くなったし、ちょっと弱気になった」と指摘され、「分かる、分かる」とうなずいた。
だが、1時間近くも報道陣の質問に応じ続けて“仕事モード”に火がついたのか、最後は「元気になるよ!大変やけど頑張ってネタも増やすよ」と語気を強め、完全復活への意欲をアピール。「ラジオとかやりたいね。もう(発病直後ほど)おかしなこと言わへんと思うねん」と言って、笑わせていた。