文枝 上方落語協会の会長勇退「今は晴れやかな、やりきった気持ち」
2018年03月26日 16:19
芸能
文枝は一時、9期目への続投を模索した時期があったと証言する関係者もいるが、2度の不倫騒動が報じられて、心労もあり、今期限りで会長職を次世代に譲って「新しい会長から依頼があれば、協力させてもらう」と上方落語のさらなる活性化を後方から支援することに決めた。「今は晴れやかな、やりきった気持ち。(総会で)皆さんから大きな拍手をもらって辞することができたので、幸せです」と爽快な顔で話した。
会長任期は2年。会長選は候補を立てずに、会員の落語家ら約270人の投票で選出する。今回は4月26日の選挙で選ばれた次期会長候補が5月下旬の総会、理事会の承認を得て新会長に就任し、新体制が発足する運びとなる。現副会長の桂春団治(69)、桂きん枝(67)、笑福亭鶴瓶(66)、桂米團治(59)、笑福亭仁智(65)らが有力候補となりそうだが、ほかにも多数の候補が名を連ねる可能性もある。