【夢中論】田中みな実 活力の源はチョコ 本場パリへ0泊3日、800グラム完食!
2018年04月03日 10:00
芸能
「おなかいっぱいで仕事をすると体が重かったり、眠くなったりするじゃないですか。でも、チョコを食べると“よしっ”って活力になる。朝、昼、晩で板チョコを1枚食べることも多いですね」
無類のチョコレート好き。「食事の最後に一かけでも食べないと締まらない」。夕食時は健康効果のある70%以上の高カカオのものを味わう。「安眠できるんです。活力にもなるし、リラックスもできる。凄く不思議なパワーを持ってる。私の人生に欠かせない」
8年前から通うチョコの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。日本では毎年1月に東京で開催される、世界中の名だたるショコラティエが出店するイベント。ここで1年間の「チョコレート貯金」でためてきた資金を奮発する。「皆さん10万〜20万円ぐらい買うんですよ。私は…秘密です」
昨年11月には本場のパリで開催される「サロン…」に足を運んだ。「どうしても現地で体感したい」と、0泊3日の強行日程で渡仏。1日足らずで食べたチョコの量は800グラム。一般的な板チョコが約50グラムであることを考えると、相当な量だ。
最も好きなチョコは、仏リヨンのショコラトリー「ベルナシオン」の「パレドール」。上部に金箔(きんぱく)をあしらった、円形の古典的な一品だ。「カカオのうまみを感じられるし、ごまかしが利かない。毎年ちょっとずつ味が違うんです。良いとか悪いではなく、“今年はこういうパレドールなんだ”と思っていただくのが凄い楽しみ」
ブドウの出来次第でワインの味が変わるように、チョコもカカオによって味が変わる。「ショコラティエさんに“今年のカカオは少し酸味が強いから、こんなふうに焙煎(ばいせん)して、工夫して作ったんだ”とか話を聞くと、1粒に凄く作り手の愛情が込められていて、こだわりや繊細さがあるんだなと感じる。そう思って食べると、また違う味わいになる」。一粒一粒の物語を堪能している。今でこそ手作りをすることは減ったが、TBSの局アナ時代はバレンタインデーに手作りチョコレートを共演者、スタッフら100人に贈っていた。