俳優の内田稔さんが2日、肺炎のため亡くなったことが5日、分かった。91歳。所属する劇団昴が発表した。葬儀は近親者のみで済ませた。
内田さんは文学座を経て、1963年に劇団雲の設立に参加し、1976年から劇団昴に在籍。シェイクスピア作品のほか「セールスマンの死」「クリスマス・キャロル」「八月の鯨」(以上劇団昴)、「この道はいつか来た道」(木山事務所)など多数の舞台作品に出演。また「おんな太閤記」「徳川家康」「山河燃ゆ」など多くのNHK大河ドラマ、「暴れん坊将軍」シリーズ、「ザ・ガードマン」といった人気ドラマ、さらには映画「日本沈没」など、多くの映像作品にも出演した。