「半分、青い。」“マグマ大使騒動”一件落着へ 鈴愛が知っているのは父の影響 ネットも納得
2018年04月07日 08:15
芸能
「マグマ大使」は手塚治虫の同名漫画(65〜67年連載)が原作。地球創造の神・アースが生んだロケット人間「マグマ大使」が、地球征服を企む宇宙の帝王「ゴア」と戦う姿を描く。マグマ大使を呼ぶために、マモル少年は笛を吹く。「あしたのジョー」も鈴愛が生まれる前の68年から、2歳になる年の73年に連載された作品だが、漫画好きの父の影響を受けた設定になっている。
インターネット上には「マグマ大使はお父さんの影響か〜スッキリw」「たくさん単行本が置いてある大衆食堂だから納得した」「細かい知識も特撮好きのお父ちゃん譲り」などと納得の声が相次いだ。
第2週(9〜14日)にも再び「マグマ大使」に関するシーンが登場。「マグマ大使」は鈴愛と幼なじみ・律(佐藤健/幼少期・高村佳偉人)の関係性を示す象徴になっている。
脚本の北川悦吏子氏(56)は2月下旬に行われた合同インタビューで、律のキャラクターについて問われると「律は、鈴愛にとってのヒーローです。鈴愛は子どものころから、『マグマ大使』でマモルくんがマグマ大使を呼ぶように、笛を3回吹いて律を呼びます。これは逆にいうと、律は鈴愛に呼ばれることで(初めて)ヒーローになるということ。あまり自発的に動かないタイプである彼が、自分の人生をどうやって見つけていくのか。それが、このドラマの裏テーマだと思っています。『半分、青い。』は鈴愛の話でもあり、律の話でもあるんです」と語っている。
女優の永野芽郁(18)がヒロインを務める朝ドラ通算98作目。フジテレビ「素顔のままで」「ロングバケーション」「空から降る一億の星」やTBS「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の名作を生み“ラブストーリーの神様”と呼ばれるヒットメーカー・北川氏のオリジナル脚本。岐阜県と東京を舞台に、病気で左耳を失聴した楡野鈴愛(にれの・すずめ)が高度経済成長期の終わりから現代を七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げる姿を描く。