「半分、青い。」原田知世のお茶目なモノマネにネット反響 「マグマ大使」の宇宙の帝王「ゴア」
2018年04月09日 19:00
芸能
脚本の北川悦吏子氏(56)は2月下旬に行われた合同インタビューで、律のキャラクターについて問われると「律は、鈴愛にとってのヒーローです。鈴愛は子どものころから、『マグマ大使』でマモルくんがマグマ大使を呼ぶように、笛を3回吹いて律を呼びます。これは逆にいうと、律は鈴愛に呼ばれることで(初めて)ヒーローになるということ。あまり自発的に動かないタイプである彼が、自分の人生をどうやって見つけていくのか。それが、このドラマの裏テーマだと思っています。『半分、青い。』は鈴愛の話でもあり、律の話でもあるんです」と語っている。
第7話、川を挟んで糸電話で名前を呼び合った鈴愛と律だが、律が川に落ちてしまう。しかし、律の母・和子(原田)は鈴愛の母・晴(松雪泰子)を訪ね、感謝の気持ちを伝えた。
和子「律はどんだけ鈴愛ちゃんに助けられとるか」
晴「いや反対やないですか。何かっていうとウチの子は、すぐ律君、律君。しかもマグマ大使呼びつけるみたいに笛3回吹いて呼ぶって。本当に本当にすみません」
和子「光栄です。マグマ大使。律は喘息がありますので、コンプレックスがあります。でもマグマ大使に見立ててもらって、自信が持てています」
晴「マグマ大使、知っていました、律君。うちは父親が手塚治虫とか、漫画が大好きで」
和子「私が説明しました。ゴアのマネもしてみせました。『私の名前はゴア、ゴア、ゴア…(エコー)』(笑)。これね、私の十八番なんです、ゴアのマネ」
インターネット上には「爆笑」「かわいらしい」「1人エコーもいい」などの声が相次いだ。
また、第4話(5日放送)で引用された「マグマ大使」について、一部視聴者から「71年生まれの鈴愛が『マグマ大使』を知っているのは、おかしい」などと疑問の声が上がり「時代考証めぐり論議」と報じられていたが、第6話(7日放送)の鈴愛のセリフ「おとーちゃんが古い漫画好きなんや」に続き、この日も父親の影響のためだと説明された。
女優の永野芽郁(18)がヒロインを務める朝ドラ通算98作目。フジテレビ「素顔のままで」「ロングバケーション」「空から降る一億の星」やTBS「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の名作を生み“ラブストーリーの神様”と呼ばれるヒットメーカー・北川氏のオリジナル脚本。岐阜県と東京を舞台に、病気で左耳を失聴した楡野鈴愛(にれの・すずめ)が高度経済成長期の終わりから現代を七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げる姿を描く。