イノッチ主演「特捜9」初回16・0%の好発進 「9係」渡瀬恒彦さんの遺志受け継ぐ
2018年04月12日 09:00
芸能
「9係」シーズン5(2010年)の初回=16・2%には及ばなかったが、シーズン8(13年)の初回=15・2%以来5年ぶりとなる15%超えとなった。
2006年から昨年の第12シーズンまで続いた「9係」は、警視庁捜査一課に設けられた第9係の刑事たちを描く群像劇。第9係の係長・加納倫太郎を演じた渡瀬さんは昨年4〜6月に放送された第12シーズンに不参加だったものの、病室に台本を持ち込むなど最後まで出演に意欲。第12シーズンは主人公不在で放送された。
「特捜9」は倫太郎の異動により、第9係は解散したという設定。第9係のメンバーはバラバラになっていたが、警視総監の指示で捜査一課に新設された特別捜査班に再集結。寺尾演じる班長の下、再び難事件に立ち向かう。井ノ原演じる浅輪直樹は今回から主任に昇格。倫太郎の娘・倫子(中越典子)と結婚したという設定も加わる。
第1話は、東中野署の村瀬(津田)から「特捜班」への“出動要請”が入る。事件は縄文土器の発掘現場で美穂(実咲凜音)という大学講師の遺体が発見された、というもの。そばには青酸性の毒物が入っていたと思われるビンが落ちており、警視庁捜査一課は服毒自殺と判断。後処理を村瀬らに押し付けたというが、村瀬はその判断に納得していないらしい…という展開だった。