渋谷すばる 36歳電撃決断 今年末で関ジャニ脱退 ジャニーズ事務所退所 海外で音楽勉強
2018年04月16日 05:30
芸能
人気絶頂での電撃的な発表。「人生残り半分。この先は海外で音楽を学び、全て自分の責任下で、自分の音楽を深く追求していきたい」と力を込めた。97年にジャニーズ入りしてから21年。現在36歳。残りの人生を懸けて音楽と向き合う覚悟を示した。
ただ、具体的な行き先や期日などは未定。報道陣から「関ジャニではできないのか」「ジャニーズを辞めなくてもいいのでは」と聞かれたが「自分だけでどこまでできるか懸けてみたい」と語った。
元々、パンクロッカーの甲本ヒロト(55)に憧れるなどミュージシャン志向が強かった。その歌唱力はジャニー喜多川社長からも認められ、ジャニーズ?時代に米国修行する計画もあったほど。計画は01年の米中枢同時テロの影響で実現しなかったが、この時、海外への思いが芽生えた可能性もある。
言葉より歌で表現するのが得意なタイプで、15年に情報番組に生出演した際、無愛想な態度を指摘され反省文を公表したことも。関ジャニはコミカルな取り組みが活発だけに「バラエティー番組が嫌だったのか」との質問もあったが、これは否定。「引退ではない」とも明言した。
退所を考え始めたのは「35歳を過ぎたあたりから」で、意向を固めたのは今年1月。2月15日に事務所に意向を伝えた。この時点でベスト盤「GR∞EST(グレイテスト)」の発売と、7月に開幕する5大ドームツアーが決まっていたこともあり、周囲は強く慰留。メンバー全員での話し合いを2度行い、個別の説得も重ねた。
結果的に7人そろっての最後の協議となった2月28日にも翻意できず、改めて全員の意思が確認できる4月10日を最終期限に設定。最も親しい横山裕(36)が最後の話し合いを託されたが、決心は固かった。ジャニー社長には「2日前くらいに電話で伝えた」といい「決めた以上は応援するしかないので頑張りなさい」と言われたという。
来月30日発売の「GR∞EST」が7人体制での最後の作品。グループは5大ドームツアー初日の7月15日から6人体制に移行し、渋谷は前日14日をもって事実上の脱退となる。以降、今年末の契約終了までに海外での武者修行に入る。