長谷川博己 20年大河で明智光秀「俳優にとって一つの目標」

2018年04月20日 05:30

芸能

長谷川博己 20年大河で明智光秀「俳優にとって一つの目標」
ポーズを決める長谷川博己 Photo By スポニチ
 NHKは19日、2020年の大河ドラマが戦国武将・明智光秀が主人公の「麒麟(きりん)がくる」に決まり、主演を俳優の長谷川博己(41)が務めると発表した。
 光秀を主役にした大河ドラマは初めて。美濃(岐阜県南部)から羽ばたいていく謎めいた前半生に焦点を当てながら、斎藤道三、織田信長ら、戦国時代の英雄たちも描く群像劇。脚本は91年の大河「太平記」も手掛けた池端俊策氏(72)のオリジナル。

 長谷川は東京・渋谷の同局で会見。カメラのフラッシュを浴び「凄いことを引き受けたと実感しています」と緊張の面持ち。大河出演は13年「八重の桜」以来で「大河主演は俳優にとって一つの目標。主演らしくやり遂げたい」と意気込んだ。

 10月から来年3月まで放送される連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの夫役に決まっており、来月から撮影がスタート。約10カ月間にわたる朝ドラ撮影を終え、数カ月後の来年6月に大河がクランクインする。過去には渡辺謙(58)が86年4〜10月放送の朝ドラ「はね駒」でヒロインの夫を演じ、翌年1月から大河「独眼竜政宗」に主演している。

 朝ドラから大河の“連投”に向けて「長旅になりますが、乗り越えた後に人が見られない景色が見られると思います」と気合十分。「光秀は三日天下でしたが、僕はこれをやり遂げた後に1年くらい天下が欲しいなと思います」とユーモアを交え成長を誓った。光秀と自身の共通点を聞かれると「これからリサーチ。まず朝ドラをやらないといけないので、そっちで頭がいっぱい」と苦笑いした。
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