小泉孝太郎 結婚はタイミング 40代が適齢期 演技は“雑巾絞り”理想像「決めない方が面白い」
2018年04月22日 15:30
芸能
そして「30代は悪役で自分の可能性が広がりましたし、40代の10年はまた心新たに、気持ちを引き締めて、どういう自分を作り上げられるか、自分自身、楽しみにやっていきたいと思います。人と作品、どんな出会いがあるのか。ワクワク、ドキドキする40代にしたいですね」と節目の年を迎える抱負を語った。
理想の俳優像を問うと「決めない方がおもしろいと思うようになりました。20代の頃はありましたが、30代に入って『こういう役者になりたい』と決めないで現場にいる方が柔軟に対応できるんじゃないかと思うようになりました。演技って、自分の中にあるものを絞り出す作業。“雑巾絞り”のような感覚が僕の中にあるんですね。だから『あんな役者に、誰かになりたい』と思った時点で、違うな、しっくりこないなと。結局、自分の中にあるものを絞り出さないといけない。そう思った時から、理想像みたいなものもなくなりましたね。その時のベストを尽くすんだと」と持論を展開した。
最後に、結婚について尋ねた。「これもね、本当にタイミングだと思うんですよ。『下町ロケット』『ブラックペアン』と出会えましたが、自分が出演したいと思っていてもキャスティングされるわけじゃないですよね。結婚とキャスティングを比べたらいけないですが」と笑いを誘いながら「(結婚は)タイミングしかないと思っているんですよ」と時機の問題だと強調した。
「結婚適齢期は人それぞれにあるんじゃないですかね。僕は若い頃から『自分は絶対遅い』『40代になってからだな』と直感的に思っていました。20代で結婚していたら、僕は100%離婚していると思いますね。自分のわがままで。(相手に)求めることが多くて」と苦笑い。
昨年10月、フジテレビ「ダウンタウンなう」に出演。「マストじゃない」と断りながらも「洗濯洗剤と柔軟剤は季節ごとに使い分ける」のほか、「やりっ放し(脱いだ服をそのまま、食べ終わった食器をそのままなど)はNG」「食事はおつまみから」と、結婚への“細かいこだわり”を披露。独身男性の“こじらせ”ぶりや、亭主関白さが「昭和すぎる」などと話題になった。
「40代になると、丸くなったり、(細かいことが)いいやと思えたり。自分の結婚適齢期が来たのかなと。(タイミングが)なかったら仕方ないですが(結婚の)タイミングがあればいいなと思っています」と前向きにチャンス到来を願った。公私ともに充実の40代になりそうだ。