月亭可朝さんお別れの会 八方ら参列「嘆きのボイン」流れる
2018年04月25日 05:30
芸能
弟子歴50年。特に印象に残っているのは「人生というのはバクチ場」の一言だった。「みんな負けるとバクチをしなくなるが、やっている最中は負けじゃない。やめた時に負けが決まるんや」という理屈は自身も教訓にしているという。ただ、79年に野球賭博容疑で逮捕された時に本人は「バクチをやるヤツは欲深いかアホかのどちらか。自分は両方。やから始末が悪い」とこぼしていたという。
08年には元交際相手女性にストーカー行為を繰り返したとして逮捕されたが、これに八方は「僕は女性に訴えるように頼んだんちゃうかと思ってるんですよ。高座でもネタにしてましたから」と推察して笑わせた。
死去の公表時、八方が出したコメントは「残念です。生前はお世話になりました」だけだった。師弟関係については「好きな時と嫌いな時があった。50点」とし、「寂しさ?もちろんある」と複雑な思いものぞかせた。
▼主な出席者 桂きん枝、桂文珍、桂福団治、桂文福、立川談春、桂小春団治、桂あやめ、吉野伊佐男吉本興業会長、桂文枝、オール巨人=順不同