関西将棋会館道場にも通う愛棋家「シャンプーハット」のてつじ(42)が30日、大阪市内で「ポストよしもとGW将棋祭り」に出演し、久保利明王将(42)と飛車落ちで対局し、敗れた。当初は角落ちの設定だったが「飛車より角が好き」という久保の要望で変更。駒落ち戦で勝利した渡辺明棋王(34)、稲葉陽八段(29)、今泉健司四段(44)に続く対プロ4勝目はならなかった。
「勝つ可能性しかない」。対局中のてつじの挑発もお祭りならでは。解説の今泉四段が「(久保将棋の愛称)さばきのアーティストに対してさばきを狙っています」とした大胆な構想が通じず、「指したい手を指さすだけ指させて、でも終始苦しかった。あんなに遠い王は初めて」。コラボ企画は最短2カ月に1度ペースで実施していくという。