落語家の桂ざこば 脳梗塞になってから1年 観客に「おおきに!」と感謝

2018年05月06日 18:04

芸能

落語家の桂ざこば 脳梗塞になってから1年 観客に「おおきに!」と感謝
「ぷいぷい落語会」で落語を披露する桂ざこば Photo By スポニチ
 落語家の桂ざこば(70)が6日、大阪市内で開かれた「ぷいぷい落語会2018」に出演した。
 「昨年の5月27日に脳梗塞になって、今月末でちょうど1年ですわ」と報告。舞台で元気に話すさこばに、客席からは大きな拍手が送られ、「おおきに!」と感謝した。「脳梗塞でしゃべりにくくなったと周囲にこぼすと、“前からそうやで”と言われる」と言って、笑わせた。

 さらに後遺症で「覚えてた100ぐらいのネタがみな頭から消えてもうた」と明かした。「前は弟子に稽古つけてたのに、今は弟子に教えてもらってます。またうまいこと教えよるねん」と苦笑い。「今日は弟子に教えてもらった落語をやります」と、「上燗屋(じょうかんや)」を披露し、沸かせていた。

 昨年6月に続き2回目の開催となる同会は、MBSテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」(月〜金曜後1・55)の企画で、桂吉弥(47)や月亭八光(41)らレギュラー出演する落語家を中心に登場。この日の模様は同局で6月3日深夜1時20分放送予定。
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