西城秀樹さん 2度の脳梗塞発症も懸命リハビリ…最後まで“歌手・ヒデキ”貫く
2018年05月17日 13:00
芸能
翌日帰国後、都内の病院に直行。「ラクナ梗塞」という脳血管末端の細い部分が詰まる脳梗塞と診断され、舌がもつれてうまくしゃべれない「構音障害」の後遺症が残った。一時は精神的にも落ち込み「引退」の文字もよぎる中、美紀夫人の懸命の支えと、幼い子どもたちの存在を力にリハビリに取り組み、2カ月後の8月にはミュージカルの舞台に立つまでに回復した。
その後もリハビリを続け、再発防止に務めてきたが、2011年暮れに2度目の脳梗塞に襲われる。発見が早かったため大事には至らなかったものの、一部の脳細胞が死に右半身がまひ。舌も思うように動かなくなった。
再びリハビリに取り組み、若干の後遺症が残る中で講演会などに積極的に登場。復帰した姿をみせることで、同じ病や闘病に苦しむ人を勇気づけてきた。