16日、急性心不全のため63歳で亡くなった西城秀樹さんのヒット曲を“同時進行”で体験したのは昭和の世代。ツイッターには「人生初めて買ったレコードは秀樹の“君よ抱かれて熱くなれ”でした」「ヤングマンは聴く人への応援歌であり、心踊った日々を思い出しました」「また一人昭和のスターが旅立たれてしまったんですね」といった昔を懐かしむ哀悼のコメントが相次いだ。
特徴的だったことは「全然世代じゃないけど、高校生のときカラオケで傷だらけのローラやブーメランストリートをよく歌いました」「小学校の時の運動会の準備体操がヤングマン体操というものだった」「お父さんとお母さんに、ヒデキがどれだけ格好良くてスーパースターだったかを教えてくれた」といった具合に、昭和の世代でなくても西城さんの曲とイメージが浸透していたこと。人気アニメの「ちびまる子ちゃん」に西城さんが登場していたこともファンの層を厚くした要因で、主人公まる子の姉さきこが西城さんの熱烈なファンだったことが世代をつなげる役目を果たしたようだ。