たかたかし氏回想 西城さんと初対面からオーラ まるで米ミュージカルスター
2018年05月18日 08:44
芸能
「格好いいなあ」という印象を抱き、「麻生たかし」のペンネームで書いたのが、「恋する季節」という72年3月25日に発売された西城さんのデビュー曲。「声に凄く特徴がある。押しつけがましくなく、突き抜けている声」に魅了された。当時よく見ていた米国のミュージカルのスターを西城さんの姿に重ねたという。第2弾「恋の約束」、第3弾「チャンスは一度」と書き、73年5月の「情熱の嵐」、同12月の「愛の十字架」と西城さんのヒット曲を連発した。それとともに自身も放送作家の肩書をはずし、「作詞家・たかたかし」として踏み出すことになった。
「自分を世に出してくれた大恩のある歌手。もうちょっと付き合ってもらって、大人の歌を書きたかった」と早すぎる別れを惜しんでいた。