忘れられないヒデキスマイル 闘病支え続けた最愛の家族
2018年05月18日 10:00
芸能
それでも、1時間半のインタビューで花の咲くような笑顔を浮かべることが多くあった。それは闘病を支え続けてくれた最愛の家族に話が及んだとき。最初に脳梗塞を発症したのは長男・慎之介さん(14)が生まれる直前。家族を養う責任から復帰を焦り、精神的に不安定になったとき、美紀夫人(45)の「私はパパが選ぶ道についていく。一緒にゆっくり治そう」という言葉が支えになったと話した。
「今はお風呂に入るとき、長男が背中を洗ってくれたりする。調子のいいときに“パパ凄いよ”と笑ってくれるのが何ともうれしくて、普通のこと、生きることがこんなにも素晴らしいと思うようになった」。最後まで後遺症との闘いを強いられる人生となったが、その満ち足りた笑顔が頭から離れない。(音楽担当・桑原 淳)