加山雄三 星さん悲報に「澄ちゃんの存在は永遠」、役名で悼む
2018年05月19日 05:30
芸能
1月に中国映画、2〜3月に日本映画と、未発表の作品に2本出演し3月末に行われた東宝芸能の年度末懇親会にも出席。「痩せていることもなかったし、お元気で病気ということを感じさせなかった」と関係者は説明。がんが見つかった後も「仕事を入れてね」と要望するなど前向きだったという。
スクリーンや舞台を爽やかに彩った星さん。1961年に始まった「若大将」シリーズで、全17本のうち第12作「リオの若大将」(68年)まで恋人・澄子を演じた星さんとの突然の別れに加山も言葉を失った。
「僕は君が先に逝ったことを信じたくないけど…澄ちゃんの存在は永遠だよ。若大将映画の中でマドンナの澄ちゃんは見事に若大将と青大将を盛り上げてくれました。感謝の心いっぱいでお見送りしたいと思います」
05年から14年まで、5度も「北島三郎特別公演」に花を添えた星さん。北島も「悲しみで胸がいっぱいです。公演中も常に明るくスタッフや共演者にも分け隔てなく接してくれて、俳優としても人間としても素晴らしい方でした」としのんだ。
▼司葉子 全く突然で驚きです。星さんのデビュー作は東宝映画「すずかけの散歩道」で私と共演でした。後に舞台でも共演し、とても頑張り屋さんでした。強力なライバルがいなくなって残念です。
▼沢口靖子 映画やドラマで娘役をさせていただきました。共演させていただくたびに「あなたにぴったりの役ね」「あなたの代表作になると良いわね」と穏やかに優しくお声を掛けてくださったことは忘れられません。