ゾゾタウン前澤氏、登山家・栗城さん悼む「同じチャレンジャーとして寂しいよ」

　登山家の栗城史多（くりき・のぶかず）さんが２１日、エベレスト登頂を目指している途中で死亡した。３５歳。北海道出身。４月１７日から８度目のエベレスト登頂に挑戦していたが、体調不良で下山途中だった。 　所属事務所が栗城さんの公式フェイスブックやラインブログなどで「このようなお知らせになり、大変申し訳ございませんが、エベレストで下山途中の栗城が遺体となり、発見されました」と報告した。

　ファッション通販サイト「ＺＯＺＯＴＯＷＮ（ゾゾタウン）」などを運営するスタートトゥデイ社の前澤友作社長（４２）がこの日、自身のツイッターを更新。「同じチャレンジャーとして悔しくて寂しいよ栗城さん、ＲＩＰ、安らかにね。代官山にバスキア見に来てくれたこと忘れないよ」と栗城さんの早すぎる死を悼んだ。

　栗城さんは大学山岳部に入部してから登山を始め、６大陸の最高峰を制覇し、８０００メートル峰４座を無酸素・単独登頂。２００９年からは「冒険の共有」としてのインターネット生中継登山を始めた。