城桧吏に世界が熱視線 是枝監督カンヌ最高賞「万引き家族」息子役の11歳
2018年05月22日 06:45
芸能
都内の小学6年生で、映画やドラマ出演のほか、大手芸能事務所スターダストプロモーション所属の若手俳優で構成される「EBiDAN」のユニット「スタメンKiDS」でも活動。是枝監督がオーディションで「部屋に入ってきた時にこの子だとピンときた」とほれ込んだ逸材だ。
是枝監督は子役には台本を渡さず、現場でセリフを伝える独自の演出法で自然な表情を引き出す。04年には「誰も知らない」で、当時14歳だった柳楽優弥(28)をカンヌで史上最年少、日本人初の男優賞に導いた。城は柳楽の所属事務所の後輩でもあり“第2の柳楽優弥”との呼び声も上がる。
目鼻立ちの整った美形で、カンヌのレッドカーペットを堂々と歩く姿に、ネット上でも「将来が楽しみ」と話題になったイケメン。スポニチ本紙にコメントを寄せ「監督の作品に出演できたことは一生の宝物です。またいつか監督と一緒にお仕事がしたいという夢ができました。夢がかなうようにこれからも頑張ります」と意気込んだ。
同作は既に112の国・地域で配給が決定。受賞を受けてさらに増える見込み。23日には是枝監督が帰国し会見する。
◆城 桧吏(じょう・かいり)2006年(平18)9月6日生まれ、東京都出身の11歳。7歳の時にスカウトされ芸能界入り。映画「となりの怪物くん」、Netflixのドラマ「僕だけがいない街」などに出演。7人組男子小学生ユニット「スタメンKiDS」のメンバーとしても活動中。趣味はゲーム。特技は短距離走、ダンス。