藤井聡太七段、異色の早指し戦に挑戦「スリリングな展開で面白い」
2018年05月27日 12:00
芸能
藤井七段は予選A組で橋本崇載八段(35)、三枚堂(さんまいどう)達也六段(24)、近藤誠也五段(21)と対局する。
早指し戦の初対局前に「スリリングな展開になると思うが、対局者の手を(じっくり)読むことはできないので、決断力と攻めていくことが大事なのかなと思います」と藤井七段。鍵となる瞬発力について「ほかの棋士と比べて瞬発力があるのかないのか分かりませんが、早指しで自分を知ることも大切だと思うので、自分を信じて指したい」と意気込みを語った。
初戦を終えた藤井七段は「普段の対局とは違った感覚。スリリングな展開で面白かった。(体力、気力の消耗は)集中していたので、疲れはあまりないです」と充実した表情。「早指しならではの臨場感を感じていただけたら嬉しい」と早指し戦の魅力を語った。
予選はA、B、Cの3ブロック各4人に分かれ対決。三番勝負を2度制した2人、計6人が決勝トーナメントへ進出する。予選ブロックを勝ち抜いた棋士6人は、シード棋士の羽生竜王、久保利明王将(42)の2人と本戦トーナメントで対局を行い、優勝者を決定する。番組は6月17日より毎週日曜午後8時から放送。