たけし 映画化は「是枝監督で」 フランス座テーマの“自伝的小説”完成

2018年05月31日 05:30

芸能

たけし 映画化は「是枝監督で」 フランス座テーマの“自伝的小説”完成
「江戸まち たいとう芸楽祭」記者発表会(左から)服部征夫台東区長、ビートたけし、松倉久幸氏 Photo By スポニチ
 ビートたけし(71)が30日、東京都台東区で行われた同区の新事業「江戸まち たいとう芸楽祭」の発表会見に出席した。区内の浅草で若手時代を送ったたけしは、同事業の名誉顧問に就任した。
 会見では、その浅草を舞台にした新作小説を執筆したことを明かした。「『フランス座』ってタイトルの小説がやっと書き上がった。浅草の芸人の話。今年の秋には出せると思う」と説明。「フランス座」とは、たけしが下積み時代を過ごしたストリップ劇場の名称(現在は「浅草フランス座演芸場東洋館」)。ストーリーは明かさなかったが、自伝的要素が盛り込まれている可能性もある。関係者は「タイトルも含め、まだ流動的な部分が多い」と話している。

 たけし自身が監督し映画化の期待もかかるが「脚本は書くけど、ちょうど是枝さんがカンヌで賞獲ったから、あの人にやらせようかと思って」とニヤリ。「万引き家族」でカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた是枝裕和監督(55)に“委託”することをほのめかした。会見中、言葉の端々に育ててくれた浅草への感謝と愛情を漂わせた。「時間の許す限り、恩返しがしたい」と事業への全面協力も誓った。8月4、5日に上野恩賜公園でオープニングイベントが行われる。
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