佐藤浩市&天海祐希 本格初共演、テレ東SPドラマで少年犯罪に挑む
2018年06月06日 07:00
芸能
原作は少年犯罪を題材にした作品を多く生み出してきた作家薬丸岳氏の同名小説で、吉川英治文学新人賞受賞作。同級生への殺人容疑で逮捕された少年と、それにより翻弄(ほんろう)される加害者家族を真っ正面から捉えた衝撃作だ。子供が罪を犯した時、親は子のために何ができるのか。佐藤は「ただ謝るということでは何もクリアできない、答えがあるようでないような、そういうテーマの作品」と役柄の難しさを表現。天海も「台本を読み、誰の、どの立場も分かるがゆえに、とても苦しかったです」と複雑な心境を吐露した。
重いテーマだが、子を持つ親なら誰でも直面する可能性がある題材。この難役に日本を代表する演技派2人が、どう挑むのか。佐藤は「こういう題材をテレビで放送することの意味を、ご覧になる方々にも感じていただけたら」と意気込んでいる。