広末涼子 舘ひろし&黒木瞳の“定年夫婦”に脱帽「スターって違うな」
2018年06月09日 13:14
芸能
本作で、印象的だったことを聞かれた広末は「凄く印象に残っているのが、お2人との初めてリハーサル、顔合わせ、本読みをした時だった」といい、「こんな夫婦いないよと思うぐらい、美しすぎて。定年を迎えた夫婦に見えないでしょ?いくら映画だからってと思った」と、とても定年夫婦に見えない2人の風貌にツッコミ。ただ、それが撮影に入ると、一変したといい、「衣装や役作りで、特に舘さんは肉布団を入れて、中年太りも再現されたり、夫婦で髪を染めるシーンでは、あんなキラキラしていた2人がちゃんと中年夫婦に見えるんだと。なんかスターって違うなって思った。本当に目の当たりにさせていただいた」と2人の役作りに脱帽。「どう考えても一生現役のお2人が定年後の夫婦を演じる。この2人のキャスティングで作品が明るいイメージになった。現場で監督とも『本当に終わっちゃいそうな人がこの役をやったらただの切ない話になっちゃうから、終わらない人じゃないといけないんですね』って話しました」とキャスティングの妙にも関心しきりだった。
舘の“中年太り”については、黒木も「最初見た時は役作りでお太りになったのかなって。ところが、移動するんですよね、お腹が…。なんだ、そうか!と後でわかったんですけど、わからなかったです、さすがです」とすっかり騙されたことを告白し、笑わせていた。