カンヌ快挙「万引き家族」早くも興収10億円突破!公開7日間、今年公開の邦画実写で最速
2018年06月13日 19:45
芸能
平日も初日動員対比100%超えの超高稼働をマークした映画館が全国各地で続出。11〜12日も約2億8000万円。当初は全国200館規模の予定だったが、パルムドール受賞効果により329館に拡大公開。幅広い世代が詰めかけ、大盛況となっている。
週末(9〜10日)観客動員数ランキング(興行通信社調べ)は初登場1位。「デッドプール2」「名探偵コナン ゼロの執行人」などを抑えた。
福山雅治(49)が主演し、カンヌ映画際審査員賞に輝いた2013年の「そして父になる」は是枝作品歴代最高の興収32億円。公開週の土日2日間の興収比べると、「万引き家族」は4億4475万9800円。「そして父になる」は3億1401万5100円。1・4倍となり、最終興収も是枝作品歴代最高を塗り替えることが確実視されている。
家族の在り方を問い続けてきた是枝監督が、今度は東京の下町を舞台に万引で生活費を稼ぐ一家を描く渾身作。城桧吏(かいり=11)演じる息子・祥太と協力して万引を重ねる父・治にリリー・フランキー(54)、その妻・信代に安藤サクラ(32)、信代の妹・亜紀に松岡茉優(23)、家族の“定収入”として年金をアテにされる祖母・初枝に樹木希林(75)と実力派をキャスティング。冬のある日、父子が凍えているところを見つけ、家に連れて帰る少女・ゆりを佐々木みゆ(6)が演じる。