元祖和製パンク「亜無亜危異」 18年ぶりにCDをリリース「意外に当時と変わんない」

2018年06月18日 05:30

芸能

元祖和製パンク「亜無亜危異」 18年ぶりにCDをリリース「意外に当時と変わんない」
18年ぶりにCDリリースする亜無亜危異(左から)小林高夫、寺岡信芳、仲野茂、藤沼伸一 Photo By 提供写真
 元祖和製パンクバンド「亜無亜危異(アナーキー)」が18年ぶりにCDをリリースする。結成40周年を記念し、アルバム「パンクロックの奴隷」を9月5日に発売。昨年6月にギターの逸見泰成さん(享年57)が亡くなったことがきっかけで「4人でもバンドを続けたい」と今年に入って活動を再開、CDリリースを決めた。
 ボーカルの仲野茂(58)は18年のブランクについて「意外に当時と変わんない。18年という時間はオレたちにとって必要な時間だった」と若々しい。2000年12月のアルバム「FREAKSNEGOTI」以来の作品で「聴くヤツへ言いたいことは特にないけど、新曲作んないとバンドに未来はない」と力強く語った。

 9月16日には東京・恵比寿リキッドルームで単独ライブも行う。メンバー4人の平均年齢は58歳。還暦に近い「アラ還」パンクが、元気のない音楽界で大暴れする。

 亜無亜危異は芸能界にコアなファンが多いことでも知られる。今回の新譜発売に俳優の宇梶剛士(55)は「パンクロック原理主義者、立つ!」と大喜び。歌舞伎俳優の中村獅童(45)は「茂さん、永遠の悪ガキのままで魂の声を叫び続けてください」と期待した。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム