小遊三 歌丸さん“最後の小言”明かす「俺が死にそうなのに…」
2018年07月03日 11:43
芸能
「何といっても圓朝ものに取り組む姿は後輩として強烈に残っています。よくこんなことができるなと。やるだけなら、噺家としてできるんですが、完璧にやるんです。これがちょっと真似できないこと。思い出しただけでも、凄いなと思う」としみじみ。「落語家っていうのは落語であるならなんでもできないといけない。その言葉通りのことで、思い出しただけでも、凄いなと思う」と続け、「それをもっていっちゃった。置いて行かれても真似はできませんけど」と苦笑した。
直前の6月30日にも弟子には小言を言っていたといい、小遊三は「『俺が死にそうなのに手前たちは来ねえ!』が最後の小言だった。1日には言葉は出なくなったようです」。最後は眠るように、亡くなったといい、歌春は「安らかな顔で眠ってらっしゃいます」と明かした。「最期に『本当に師匠お疲れ様でした』という言葉を掛けました」と話した。