神戸新開地・喜楽館が開場 桂文枝「落語をするにはピッタリの寄席になりました」
2018年07月11日 16:05
芸能
高座の頭上には自らしたためた「喜」が飾られた。「落語が右肩上がりで伸びていくように」との思いを込めて筆を執ったと回想。昼席では自身の創作落語「涙をこらえてカラオケを」を口演した。
この日、横浜市では桂歌丸さんのお別れの会が開催された。昨年3月、大阪市内での自らの芸能生活50周年記念の落語会には、酸素吸入器につながるチューブを鼻に装着して出演してもらった。
文枝はお別れの会に出席できないため9日の通夜に参列。「歌丸師匠から元気をいただいた。頑張れよと励まされたよう」と声を詰まらせながら、感謝の思いを語った。また西日本豪雨の被災地に対しても「笑っている場合じゃないかもしれないが、お役に立てることができれば」とコメントした。