彦八まつり 今年のテーマは「甘い」 初日は“ボンボン”大集合
2018年07月23日 13:33
芸能
まつりのオープニングは春蝶の弟子・桂紋四郎(30)の結婚お披露め。「甘い2人の披露宴でスタート」と春蝶もニンマリ。初日の「奉納落語会」は“ボンボンVSコセガレ大集合”と題して、春蝶と桂米朝さんの長男で協会副会長の桂米団治(59)、東京から2代目林家木久蔵(42)も参加して二世、ボンボンの落語、トークを繰り広げる。「ほんまもんのボンボンに語ってもらう」と春蝶自身も楽しみにしている。また、4代目桂春団治の「襲名披露落語会」も開催する。
2日目は、桂福団治(77)、三遊亭笑遊(67)ら東西の重鎮噺家が競演。桂きん枝(67)の「桂小文枝襲名プレ落語会」を開催。さらに“噺家のど自慢大会”に歌手の香西かおり(54)が登場する。上方落語協会会長の笑福亭仁智(65)は「イベントは盛りだくさん。暑さ対策も用意してます」と熱中症対策として今年も“ミストエリア”を設けるなど、万全の態勢でまつりを盛り上げて行く。
「彦八まつり」は“上方落語の始祖”と言われる米沢彦八(生没年不詳)の功績を称えて、1990年の生国魂神社「彦八の碑」建立を機に、91年から毎年開催されている。