小倉智昭氏 津川さんしのぶ「こんなに弱ってらしたんだ」最後の公の場で…
2018年08月08日 11:32
芸能
朝丘さんの訃報を受けての会見が津川さんにとっても最後の公の場となった。当時の会見を振り返り、「こんなに弱ってらしたんだという印象は強かった」としみじみ。俳優の別所哲也(52)が代表を務める短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」で、昨年、小倉氏が審査員を担当し、その出品作の1つに津川さんも出演していたといい、「意気軒高としての演技をされていて、津川さん、こういう作品にも出るんだなと」と印象を語り、「素晴らしい役者さん。善から悪までいろんな役をこなした名優」と称えた。
津川さんについて「少年のような心を持つ人」と語った小倉氏。ヨーロッパの古城を北海道に移設するという「夢を語っていた」といい、「本当に買ったんですよ。でも、運んでくる途中で行き詰まった。こんなに城を運んでくることにお金がかかると、思わなかったって」と会話を懐かしそうに振り返った。
「足跡はご夫妻で残っていますから。素晴らしい役者でありました」とし、「改めてご冥福をお祈りいたします」としのんだ。