名倉七海 エアギター世界王者に返り咲き「これをきっかけにドラマや映画やバラエティーも出たい」
2018年08月26日 05:30
芸能
「早着がえの衣装は母に作ってもらって、お父さんにはパフォーマンスを指導してもらいました」。家族でつかんだ快挙に「この舞台に戻ってこれたことが何よりも幸せです。まさか優勝できるなんて…信じられないです」と喜びをかみしめた。
2014年は当時史上最年少の世界チャンピオンとして栄冠を手にした。シード出場した15年には惜しくも4位。徐々にエアギターから距離を置くようになった。しかし今年6月に3年ぶりにエアギターをプレーし確かな手応えを実感。再挑戦を決意した。本番直前には「3、4年前の記憶がフラッシュバックしてきて涙が出てきました」と感無量。「世界一になるぞ、と強く思いました」との言葉どおり全力プレーが実を結んだ。
14年にミニアルバム「こうき心」でソロ歌手デビューし、歌手・吉田拓郎(72)の名曲をカバーしたことでも話題になった。「実際にギターを弾く感覚があったので、今回は“ギターを弾いているぞ感”を前面に出しました」。その言葉通り今大会では3年ぶりの悔しさをはね飛ばす進化を披露した。
「エアギターが大好きなので、魅力をもっと皆さんに広めたいです」と普及活動にも精力的に励んでいく。「これをきっかけに私のことを知ってもらって、ドラマや映画やバラエティーも出たいです!」と、世界チャンピオンながらもあどけない笑顔がほころんだ。