矢部太郎 “大家さん”に感謝し号泣「言葉の意味と重み考えていきたい」
2018年08月26日 15:46
芸能
「大家さんと僕」は「ごきげんよう」とあいさつする一風変わった大家のおばあさんと、トホホな芸人の「僕」=矢部との、あたたかくも切ない交流の日々を描いた実話マンガ。「40歳手前で芸人として本当にどう仕事を続けていいかわからなくなっちゃってたんですけど、87歳の大家さんが今を楽しもうとする姿が素敵だなと思って、僕も今できることを何かしないとと(思った)」という矢部。大家さんは「あなたは若いんだから何でもできるわよ」と何度も投げかけてくれたといい、矢部は「僕も本当に若いような気がしてきて、まだまだいろいろなことにチャレンジできるんだと。マンガを描くことにしました」と話した。そして、「大家さんと僕」は58万部を超える大ヒットとなった。
VTRを見ながら、矢部は号泣。大家さんが亡くなる前に大家さんへの思いを描いたという漫画を披露。「大家さんと僕 がもしも出会っていなかったら」「僕はひとりちいさなワンルームマンションでさみしいままで」「季節の過ぎ行くことも知らず 何もしないのに人の悪口を言ってスッキリしたりして」「それをしあわせだと思っていたことでしょう」「でも 大家さんと」「出会えて人生がわかりました」「僕は」「しあわせの本当の意味を知りました」と涙をぬぐいながら読み上げた。
矢部は「本当にマンガを描くって言った時も“何でも書いていいわ!”って言ってくださって。嫌なこともあったと思うんです、書かれたくないこととか。でも、ありがたくてその言葉の意味と重みもゆっくり考えていきたいです。芸人としては、まだ自信ないし、ダメですけど、頑張ります。ありがとうございました」と涙をぬぐった。