山崎隆之八段 所属一門12戦目で藤井聡太七段に初勝利「よかったです」
2018年09月14日 21:42
芸能
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森一門はA級棋士の糸谷哲郎八段(29)を始め、総勢11人の現役棋士を擁する関西の一大勢力。ただ、藤井を苦手としており、これまでことごとく苦杯を喫していた。
かつて藤井がまだプロ棋士養成機関の奨励会にいた時代、同会幹事を担当していた山崎。その将棋を目の当たりにするチャンスがあったが「注目されていたし、興味はあった。でも、逆に見ちゃいけないと思って…」。当時はあえて“研究”することを避けていたという。
実質、プロになってからの2年間の姿しか知らないが故に「急激に強くなってびっくりした。1〜2年でそんなに強くなることはあまりないので」。そのため、この日の初手合いを前に「ちょっとでも弱気になると踏み込まれる気がしていた。経験で勝負するしかないと思っていた」ことも明かした。
これまで一門が誰も勝っていなかったことについて終局後、質問が飛ぶと「みんな負けていてくれたので、逆にやりやすかった」。ただ、仲間の存在が背中を押していたようで「何とか出来たら…早いうちに1勝を返したいなあと思っていた」とも語り、安どの表情も浮かべていた。