今年、大ブレイクの野性爆弾・くっきー 先輩のケンコバに「今でも頭上がらんです」
2018年09月14日 23:39
芸能
![今年、大ブレイクの野性爆弾・くっきー 先輩のケンコバに「今でも頭上がらんです」](/entertainment/news/2018/09/14/jpeg/20180914s00041000477000p_view.jpg)
「手作りのカラスが飛んでくる」ようなシュールなネタばかりで「客は笑わないが、舞台袖の芸人が笑っている」といった状態が続いていたという。当時の芸人としての月収は3万円。当然、生活は苦しく消費者金融から250万円の借金があった。
同期の次長課長・チュートリアル・ブラックマヨネーズといった面々は次々とブレイク。対して日の目を見ないままのくっきーは、その状況に耐え切れず「俺はもうしんどい。俺、芸人やめるわ」とこぼすようになった。
そんなくっきーを救ったのが先輩芸人のケンドーコバヤシ(46)。「もったいないから、やめたらあかん。もう少しの辛抱やって」と励ましの言葉をかけてくれたという。他にハリウッドザコシショウ(44)からも慰留され「そんな熱くならはるようなお二人じゃなかったんで、止めてもらった良きはすごくうれしかったですわ。今でも頭上がらんです」と改めて感謝の言葉を述べた。
2004年にファンレターがきっかけで交際していた女性と結婚。2人の子宝にも恵まれた。しかし、これといった動きもなく迎えた2009年。遂に後にブレイクへの足掛かりとなる「白塗りモノマネ」が誕生。一番最初にやったのは“和田アキ子”だった。
デビューから24年の時を経て遂に大ブレイクを果たしたのが今年。同期の「チュートリアル」徳井は「時代が追いついた感はありますね。やっていることは変わってないですから」としみじみ。応援し続けていた父は「ようやく自分の力で人様からお金をいただいて、生きていけるようになりおったな」と、息子の成長ぶりにホッと胸をなでおろした。
特に心配の絶えなかった母は、くっきーに仕送りしていた過去を明かしながらも「(くっきーが)100万円渡して『温泉行ってこい』と言ってくれた」と、満面の笑顔で語った。