浅田美代子 希林さん入院からそばに「母で姉で親友」涙の別れ
2018年09月18日 05:30
芸能
家族葬では也哉子が喪主を務め、時に涙に暮れる妻を本木が毅然(きぜん)と支えた。午後1時半すぎに都内の自宅を出て斎場で合流した夫の裕也は憔悴(しょうすい)し切った様子。心の整理をつけてから後日、文書でコメントを出す予定という。
親族と一緒に浅田美代子も参列した。ドラマ「時間ですよ」などで共演し、公私にわたって身内のような関係を続けてきた。前日も気丈に弔問客に応対していたが、この日も午前中に希林さん宅を訪れ、報道陣の取材に応じた。
「入院してからの1カ月間、ほとんど毎日そばにいさせてもらいました。病院から(14日に自宅に)戻ってきて、ブドウを口に含んで“おいしいね”と言ってうれしそうな顔をしていて、まさかその日の晩に亡くなってしまうとは…」と目に涙。「(若い頃は)金魚のふんみたいにくっついて…。母であり、姉であり、親友でもありました」と言葉を絞り出した。
希林さんは春頃から食欲が薄くなっていたと明かしたが、一度も弱音は吐かなかったという。「あちらには加藤治子さんも森繁久弥さんも、西城秀樹さんもいるので、“こっちに来ても忙しいのね”と言っている気がします」。
荼毘(だび)に付された希林さんの遺骨は午後4時33分、金色の布に包まれて無言の帰宅。本葬は30日午前10時から東京都港区南麻布の光林寺で営まれる。