内田裕也「今までありがとう」「見事な女性でした」 亡き妻・樹木希林さんに感謝と賛辞
2018年09月20日 17:00
芸能
内田裕也の追悼コメント全文は以下の通り。
最後は穏やかで綺麗な顔でした。
啓子 今までありがとう。
人を助け 人のために祈り 人に尽くしてきたので 天国に召されると思う。
おつかれ様。やすらかに眠ってください。
見事な女性でした。
内田裕也
平成30年9月20日
15日午前2時45分に、都内の自宅で、家族にみとられ旅立った希林さん。関係者によれば、容体が急変した14日深夜に、家族が別居中の裕也に連絡を入れ、声が聞こえるようにと携帯電話のスピーカーをオンにセット。裕也は意識が薄れゆく希林さんに呼び掛けたという。突然の悲報に、ショックでコメントを出せる状態ではなかったという裕也。17日の家族葬でも憔悴(しょうすい)し切った様子を見せていた。
希林さんは73年に裕也と再婚したが、1年半で別居。81年に裕也が一方的に離婚届を区役所に提出したが、離婚無効の訴訟を起こして話題を呼んだ。結局離婚は成立せず、ずっと別居生活が続いたが、型破りな亭主をずっと愛し続けた。08年には一緒に京都・祇園祭に出掛け手をつないで街歩き。「お互い目が悪いから」と照れ隠しで言い訳していた。
関係者によると、自宅にはいつ帰ってきてもいいように裕也の部屋があり、希林さんの寝室にはパネルにした大きな写真が飾られている。8月にフジテレビ系で前・後編で放送された「ザ・ノンフィクション 転がる魂 内田裕也」では崔洋一監督(69)の依頼に応えてナレーションを務めていた。