謎解きブームの火付け役の東大生 天才ならではの超合理的生活
2018年09月24日 23:26
芸能
松丸さんは250人が所属する巨大謎解き制作サークル「アナザービジョン」に入部。問題作りの魅力に引き込まれ、2代目代表として活躍している。そのメンバーたちと協力して書籍を出しており、その売り上げはなんと“累計85万部”。ギャラは個人の働きに応じて完全歩合制で配分しているという。
東大生であることからも“天才”であることは十分理解できるが、本番直前に計35分のトークの内容をすべて暗記するなど、そのレベルの高さに驚くばかり。その暗記法は「声に出して、流れをイメージする」というもの。一見、誰もがやっていそうだと感じてしまうが「声に出すことで脳がその情報を大事だと判断し覚えやすくなる」といった具合に、理にかなった方法を取っているのだ。
私生活も謎解き中心で超合理的。「アイデアを出すためには歩き回った方がいい→家にものを置かない」「考える時間を増やしたい→深い眠りにつきたい(短い時間でも睡眠が十分に)→質の高い睡眠をとるため低反発マットレスを買う」「ホルモンや貝類などよく噛むものを食べる→噛む行為で脳に血液が送られ集中力・記憶力がアップする」といったように、行動すべてに理由をもって動いているのだ。
ただ、すべてを合理的にするのではなく、わざと非効率的なことをする「無駄な日」を作り、新たな謎作りの着想を広げることもあるという。“無駄”の作り方もさすが天才といったところか。