藤井聡太七段 最後の新人王戦決勝進出 決勝三番勝負の相手は出口若武三段
2018年09月25日 16:32
芸能
対戦相手は、まだ奨励会(プロ棋士養成機関)の身ながら、別ブロックを勝ち上がってきた出口若武三段(23)。過去に一度、自身が一期抜けしてプロになった16年の三段リーグで対戦し、その時は勝っている。その時とは違って、今は自身がはるかに“格上”だが「しっかりと全力を尽くしたい」。慢心という2文字は、藤井の心にはないようだ。
3つある“若手棋戦”の1つ、新人王戦には「六段以下」などの資格規定がある。藤井は参加決定時は条件を満たしていたが、その後、七段までスピード昇段したため来期以降は参加は不可。そのため今期が“新人王”の肩書きを得るラストチャンスとなっている。
今期成績は21勝5敗、通算成績は92勝17敗。
▼出口武若三段 この様な場で対局ができることに感謝しています。藤井七段はとても強いですが、全力を尽くして頑張ります。