MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」が放送開始100回目を記念しての特番「100回記念だから世界に挑戦しちゃいました!生放送スペシャル」(26日深夜0・11)で、MCの武井壮(45)が、北京五輪銀メダリスト・朝原宣治氏(46)らとスペイン・マラガで8月に開催された「世界マスターズ陸上2018」のM45クラス(男子45〜49歳)4×100メートルリレーに挑戦。金メダルを獲得するまでの3か月にわたる密着取材を放送する。
武井が「世界記録を一緒に出そうよ」と朝原氏を口説いて、日本陸上界のレジェンドが10年ぶりに競技復帰。日本国内でバトンリレーを繰り返したが、朝原氏が右ふくらはぎを痛めるアクシデントも発生。それでも武井は「朝原君は僕にとって憧れ。僕らの世代のスーパースターと一緒に走れるのは、すごいご褒美なんです」と語り、交代要員は立てず、あくまで朝原氏とともに金メダルを目指した。
試合では他国に圧倒的な差をつけて堂々の優勝を果たしたが、43秒42の世界記録には0秒3届かなかった。武井は試合後、天を見上げながら「こんな悔しい金メダルはないな…」とつぶやき「いつかもっと大きい夢と目標とかか叶えたいなと思っているので…今回はすいませんでした。そしてありがとうございました」と涙を見せながらその無念ではあるが、熱い想いを語った。