タモリ 妻故郷・うきは市“ふるさと大使になってくれるかな”に、いいとも!
2018年10月04日 05:30
芸能
同市は住民の間で「県外での知名度がいまひとつ」との声が上がっており、竹下さんらは今春の同窓会で「タモリさんにふるさと大使になってもらえないだろうか」と、同窓会に出席していたタモリの妻に打診。その後連絡があり、タモリ本人から「(うきは市は)若い頃からよく知っているから大丈夫ですよ」と伝えられたという。
タモリは福岡市(現南区)出身。上京する前は同市近辺でさまざまな仕事をしていたことで知られる。うきは市と隣接する大分県日田市のボウリング場で支配人をしていたこともあり、うきは市の担当者は「その頃は、奥さまの実家などによく立ち寄られていたと聞いています」と話した。
任期は2020年6月まで。市の担当者は「受けていただいただけでありがたい。“タモリさんに何をしてもらいたい”なんて偉そうなことは思っておらず、このご縁をどう生かしていくかが私どもの仕事。早速、うきはの名前が全国に知られてうれしい」と知名度アップににっこり。タモリの人気番組には日本全国を回る「ブラタモリ」(NHK)があり、「いつの日かうきは市にも来ていただければ、市民に明るい話題になります」と期待を寄せた。
◆うきは市 人口約2万9800人。福岡市から特急で約60分で、久留米市などと隣接。大分県との県境にある。約50種類のブドウ、桃、梨、柿が栽培されるなど「フルーツの里」として知られている。吉井地区は白壁造りの建物が並び、国の重要伝統的建造物群地区になっている。出身者はジャーナリストの鳥越俊太郎氏ら。