“天然の神降臨”STU瀧野由美子 ほのぼのとした素顔とひたむきさ、国内末っ子グループの中心に

2018年10月07日 12:00

芸能

“天然の神降臨”STU瀧野由美子 ほのぼのとした素顔とひたむきさ、国内末っ子グループの中心に
笑顔でポーズする瀧野由美子(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 瀬戸内7県を活動拠点とするSTU48のセンターを務める瀧野由美子(21)は天然エピソードに事欠かない。取材当日に新ネタが誕生するミラクルぶりを発揮。そんなほのぼのとした素顔を見せたかと思えば、初挑戦した女優業や西日本豪雨の災害支援にはひたむきに取り組む。国内の末っ子グループの中心として頼もしい存在になってきた。
 ――今日も靴下は左右で違うものを履いてますね。

 はい。右足がキツネ、左足がクマの柄です。

 ――言いにくいんですが…背中に小さなビニール袋=写真がぶら下がってますよ。

 気付きませんでした。買ったばかりの洋服なんです(笑い)

 ――よくやっちゃうんですか?

 自分でタグを取ってもヒモを残してしまい、メンバーに注意されます。一時期、はさみを持ち歩いていたメンバーもいました。

 ――どうして忘れちゃうんですか?

 あとで取ろうと思って忘れちゃうんです。

 ――キャリーバッグの中に入浴剤をぶちまけた出来事も最近あったみたいですね。

 仕事で連泊する時は、いつも入浴剤を持ち歩くようにしています。青色の岩塩を使ったものが凄く気に入っていて。実はぶちまけちゃったのは2回目なんです。この前バッグを開けてみたら中が青くなっていたので“また、やっちまったなあ”と反省しました。

 ――新たな“天然伝説”をありがとうございます。仕事の方では、日本テレビドラマ「マジムリ学園」で演技に初挑戦。19日に東京・日本青年館ホールで初日を迎える舞台版にもゲスト出演します。

 演技が難しいのは分かっていたんですが、本当に想像より難しくて…。お芝居はこれから凄く頑張りたいと思うようになりました。ドラマよりも成長した演技を舞台で見せたいです。

 ――ドラマで苦労した点は?

 凄く記憶力が悪いので、セリフを覚えるのに苦労しました。ずっと部屋でぶつぶつ言ったり、お風呂で暗記したり。あと、私は結構“緊張しい”なんです。カメラが回ってる時にセリフを忘れて何度も撮り直した場面がありました。

 ――監督からアドバイスしてもらったことは?

 「声で伝えようとするんじゃない。心で伝えるんだ」と言われたことが勉強になりました。

 ――他のグループと違ってSTUには劇場がまだありません。舞台に臨むにあたり、経験不足をどう補っていきたいですか?

 一つ一つのステージや曲を大切にすることを心掛けてきたので、その姿勢を舞台でも貫きたいです。

 ――9月から1カ月かけて西日本豪雨災害支援のチャリティーツアーを東京、大阪、福岡で計7公演を行いました。どのような思いでステージに立ちましたか。

 瀬戸内で大きな被害があったのは凄く心が痛いし、こういう時こそ私たちが頑張らなきゃいけないと思いました。被害が少なかったのに観光客が減ってしまった地域も多い。たくさんの方に足を運んでいただいて笑顔になってもらう。私たちも笑顔を届けていきたい。

 ――災害の記憶を風化させないためにSTUの役割はこれから大きくなっていきます。

 公演や握手会の合間に私たちは募金活動をしています。「私も広島の人間だから一緒に頑張ろうね」「なかなか地元に帰れないから心配」という声も掛けていただきました。そうした支援の広がりを地元にも伝えていきたいと思います。

 《11・28「NO WAY MAN」AKB48新曲にSTU唯一選抜》瀧野は11月28日に発売されるAKBの新曲「NO WAY MAN」にSTUで唯一選抜入り。「STUでは前にいることが多いんですが、今作は一番後ろ。前の人の動きが見える分、踊りながらどうしてるのか、とか吸収していきたい」と意気込んだ。来年2月13日に発売されるSTUのセカンドシングル(タイトル未定)では、デビュー作に続いてセンターを務めることになり、ひと回り成長した姿を見せるつもりだ。

 ◆瀧野 由美子(たきの・ゆみこ)1997年(平9)9月24日生まれ、山口県出身の21歳。16年、広島県の大学へ進学。バイトでマツダスタジアムでビールの売り子を経験。17年3月、STU1期生オーディションに合格。今年6月の選抜総選挙74位。特技のサックスはライブでも披露。趣味は鉄道。愛称ゆみりん。血液型O。

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